サーロを食す
こんにちは、エリーです。
ここ数日で急に寒くなりましたね。
私の住む盛岡では、今朝は5℃とだいぶ冷え込みました。
岩手山でも昨日 初冠雪となり、早々にヒーターやストーブなど冬の準備を始めたところです。
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さて今回は、先週末に仕込んでおいたサーロ(豚の脂の塩漬)が完成したので、どんな味に仕上がったのか確認していきたいと思います。
サーロは本来 豚の脂身を皮ごと塩漬けにするようですが、今回は手軽に手に入る 豚バラ塊肉で作りました。
香り付けにローリエの葉も一緒に漬けています。
出来上がったサーロを切ってみると、水分が抜け しっとりもちもち、まるで生ハムのような質感です。
生臭さは無く、ローリエの良い香りが付いています。
試しに一切れ、軽く焼いて食べてみると、、、
うまーっ! けど、し、しょっぱーい!
塩分濃度15%の塩水に漬けていたので 当たり前ですが、しょっぱいです。
ウクライナの方はこのサーロを黒パンに乗せて、ウォトカ(ウォッカ)を飲みながら食べるとのこと。
この塩味の強さ、パンに合わせてちびちびとお酒のアテに食べるのも分かる気がします。
(お酒飲めないけど)
試しに脂身部分を少しだけ、焼かずに食べてみました。
※豚肉の生食は危険です。自己責任で行なっています。
さっくりした歯触りと とろける食感、塩味も相まって、まるでバターのよう。
でも 後味はしつこくなく、ハーブの風味であっさりしています。
これはパンに合うはずです。
我が家でサーロをいただくにあたってはらやはり念には念を入れて火を通していただくこととします。
今回はウクライナ流の食べ方を真似て、ハード系のパンと合わせてみます。
盛岡市菜園にあるベーカリー「穀」のパンドセーグルを薄くスライスし、焼き色をつけ、3mm程の薄さのサーロ(軽く焼いた)とカッテージチーズを乗せていただいてみました。
これがめちゃくちゃおいしい!
サクッとしたクラストになめらかなサーロの旨味と塩味、ハーブの香り、チーズの軽やかなミルクの風味。
噛み締めるほどに出てくるパンの酸味と味わい深さ。
これはリピートしないわけにいきません。
写真下2つがサーロをのせたもの。
上はカッテージチーズと蜂蜜。
今回はシンプルな食べ方でしたが、フレッシュなハーブや黒胡椒、にんにく、ナッツ類をトッピングしても美味しそうです。
ベーコン代わりに炒め物やパスタ、スープにも使ってみたいと思います。
豚肉の新たな食べ方を発掘し 心が満たされたエリーでした。